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「人生はニャンとかなる!」12 樋口慶太郎の物語
こんにちは、
広報担当のレイです。
本日は「人生はニャンとかなる!」第十二節を紹介します。
“自分の考えにとらわれず、人の意見に耳を傾けられる人に成功は訪れます。”
-「人生はニャンとかなる!」

12「たくさんの耳を持とう」樋口慶太郎の物語
樋口慶太郎がアサヒの社長に就任した当時、アサヒビールの市場シェアは万年3位で、「夕日ビール」と揶揄されるほどの状況でした。
樋口はその原因を探るため、ライバルであるキリンビールとサッポロビールの会長に直接会い、「どこが悪いか教えてほしい」と頭を下げてアドバイスを求めました。
さらに、樋口は苦情こそが最も貴重な情報であると考え、酒屋を訪ね歩いて不満や要望を聞きました。
彼の「人の意見を徹底的に聞く」という姿勢が、アサヒの改革を進める原動力となりました。
その結果、『スーパードライ』などのヒット商品を生み出し、アサヒの業績は急速に伸びていきました。
樋口は「ビールに関しては素人だった」と自認していましたが、だからこそ自分の考えにとらわれずに人の意見に耳を傾け、成功を収めることができました。
人の意見を聞く姿勢が、成功への鍵となるのです。

✩偉い人たちの名言✩
あなたの顧客の中で、一番不満を持っている客こそ、
あなたにとって一番の学習源なのだ。
[ビル・ゲイツ] マイクロソフト社創業者| 1955-
「Your most unhappy customers are your greatest source of learning.」
-Bill Gates
自然は人間に一枚の舌と二つの耳を与えた。
だから人は話すことの二倍だけ聞かねばならない。
[ゼノン]古代ギリシャの哲学者|BC490頃-430頃
「Nature has given man one tongue but two ears,
that we may hear twice as much as we speak.」 -Zeno
賢者は聞き、患者は語る。
[ソロモン] 古代イスラエルの王 | BC1011-931
「The wise listen, and the patient speak.」
-Solomon

次回は「獲れたらラッキーくらいのつもりで」
お楽しみに!
