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「人生はニャンとかなる!」11 アンドル·グローヴの物語
こんにちは、
広報担当のレイです。
本日は「人生はニャンとかなる!」第十一節を紹介します。
“現実を直視することは大きな痛みを伴います。
しかし、そうすることでやるべきことが見えてくるのです。”
-「人生はニャンとかなる!」

11「現実から目をそらさない」アンドル·グローヴの物語
1970年代、半導体メーカーのインテルはメモリチップ事業を独占していましたが、すぐに競合他社が続々と参入してきました。
そして1980年代前半には、日本企業がインテルよりも高品質なメモリチップを開発し、市場を席巻しました。
そのとき、インテルのアンドルー・グローヴは創業者のゴードン・ムーアに問いかけました。
「もし我々がクビになって、新しいCEOがこの会社にやってきたら、彼は何をするだろう?」と。
ゴードンは即答しました。「メモリチップ事業から撤退するだろう」と。
それに対してグローヴは、「じゃあ、会社を辞めたつもりで一緒にドアから出て、戻ってきて、新しいCEOがやることを自分たちでやろう」と言いました。
こうして、インテルはメモリチップ事業から撤退し、マイクロプロセッサ事業にフォーカスすることで、再び成長を遂げることになりました。
現実を直視することは痛みを伴いますが、そうすることで本当にやるべきことが見えてくるのです。
インテルの歴史は、困難に直面したときにこそ、柔軟で大胆な決断が必要であることを教えてくれます。
