「人生はニャンとかなる!」07 孟子


こんにちは、広報担当のレイです。



本日は「人生はニャンとかなる!」第七節を紹介します。



一度怠けてしまうと、継続していたやる気を失ってしまうことがあります。” -「人生はニャンとかなる!」





07「一度サボるとクセになる」孟子の物語

孟子(もうし)は、古代中国の儒学者であり、特に「性善説」を主張したことで知られています。彼は教育熱心な母に育てられ、その母の教えが彼の学ぶ姿勢に深い影響を与えました。

ある日、孟子が勉強を怠けて帰宅すると、母は尋ねました。「学問はどこまで進みましたか?」と。しかし、孟子は申し訳なさそうに答えました。「前と変わりません」。その答えに怒った母は、作業中の織物を刀で切り裂きました。

孟子が驚いて理由を尋ねると、母はこう言いました。「お前が勉強を途中でやめてしまうのは、私がこの織物を途中で切り裂くのと同じことです」。この出来事が孟子の心に深く刻まれ、以後彼は朝から晩まで熱心に学ぶようになったと伝えられています。

この逸話は、学びの重要性と継続の大切さを示すものです。一度怠けてしまうと、やる気を失いがちですが、継続することで成長や達成感が得られることを示しています。特に学問や仕事において、緊張感を持ち、日々の努力を惜しまないことが成功の鍵となります。

儒学は、孟子を含む多くの哲学者たちが提唱した中国の思想体系であり、人間関係や倫理、政治などについての原則を教えます。

孟子は特に「性善説」を強調し、人間は本来善良な性質を持っていると信じました。彼の教えは、中国だけでなく日本やその他の東アジアの文化にも影響を与え、今日まで重要な存在です。

学問や仕事において、孟子の教えを参考にして、継続的な努力と熱意を持ち続けることが、成功への近道であることを心に留めておきましょう。



 

✩偉い人たちの名言✩



怠慢は魅力的に見えるけど、満足感を与えてくれるのは働くことよ。

[アンネ・フランク]『アンネの日記』著者|1929-1945

"Luiheid mag dan aantrekkelijk lijken, werken geeft voldoening."

-Anne Frank



鉄も使わないと錆びる。怠惰もまた、心の活力を奪ってしまう。

[レオナルド・ダ・ヴィンチ]イタリアの芸術家|1452-1519

"Ferro arrugginisce se non viene usato; così fa l'indolenza con l'anima."

-Leonardo da Vinci



「そのうちやる」という名の通りを歩いて行き、行き着くところは「なにもしない」という名札のかかった家である。

[セルバンテス]スペインの作家|1547-1616

Original text: "The road to someday leads to a town of nowhere, whose streets are named 'tomorrow' and 'when'."

-Miguel de Cervantes Saavedra






次回は「見えないところにヒーローはいる」



お楽しみに!



 

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