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「人生はニャンとかなる!」05 勝海舟
こんにちは、広報担当のレイです。
本日は「人生はニャンとかなる!」第五節を紹介します。
“苦しい時も、弱音を吐かず元気に振る舞うこと。” -「人生はニャンとかなる!」

05「顔に出てない?」勝海舟の物語
勝海舟が「青柳」という料理屋に訪れたエピソードは、彼の洞察力と人生哲学を象徴する逸話です。勝海舟とは、江戸時代末期から明治時代初期にかけて活躍した軍人であり、その知略と外交手腕で知られています。
ある日、勝海舟は「青柳」という店に立ち寄りました。店内を見渡すと、女将が忙しく働いているのを見て「この店は活気があるな」と感じ、それを女将に伝えました。しかし、女将は意外な事実を明かします。店は実は経済的に苦しい状態であり、主人は資金を調達しに出かけているのだというのです。
その後、女将は勝海舟に人気とは見えない苦労を周囲に感じさせないことの重要性について語りました。その言葉に触れ、勝海舟は人生や外交においても同様の原則が通じることを悟ります。彼は手持ちの資金を用いて店を支援し、その経験が彼の学びとなりました。
勝海舟のこの逸話は、逆境に立たされても前向きに振る舞うことの重要性を示すものです。苦難を乗り越え、元気を持って周囲と共に進む姿勢こそが、幸運を引き寄せる鍵であるという教訓が込められています。
勝海舟のような歴史的人物の生きざまは、現代においても多くの示唆を与えてくれます。逆境に負けずに前向きに生きる姿勢が、成功への道を切り拓く原動力となることを、彼の生涯は物語っています。
✩偉い人たちの名言✩
人の心は顔に表れる。だから ABC の読めない人でも、顔を見れば性格を読み取れるのだ。
[トーマス・ブラウン]イギリスの作家・医師| 1605-1682
"People's minds are shown in their faces. Thus, even those who cannot read ABC can discern character from looking at faces."
- Thomas Browne
顔色や容貌を、いきいきと明るく見せることは、人間としての基本的なモラルである。
[福沢諭吉]慶応義塾創設者| 1835-1901
"To appear lively and bright in one's complexion and appearance is a fundamental moral as a human being."
- Yukichi Fukuzawa
黙っていても、顔が声と言葉を持っていることがよくある。
[オウィディウス] 古代ローマの詩人| BC43-AD17
"Even in silence, often the face carries voice and words."
- Ovid

次回は「みんなで見る夢は一味違う」
お楽しみに!
